六本木境クリニック
境先生
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六本木境クリニック
眉下切開の症例数1632例(2012/4/1~2021/9/27)。カウンセリングからアフターケア、抜糸まで一貫して担当。美容医療業界の技術発展を目指し、学会での発表・講演、Twitterでも活動中です。
日本形成外科学会専門医/日本アンチエイジング外科学会評議員/美容外科学会(JSAPS)正会員/美容外科学会(JSAS)正会員
境先生からの回答
結論から言うと、眉下切開には保険が適用されません。よって治療費は、全額患者さんの自己負担となります。
国が用意している保険制度の趣旨は、あくまでも「治療を必要とする病気やケガ」が前提です。眉下切開は、少なくとも現行制度では「治療を必要とする病気やケガ」ではなく、患者さん本人の美容上の理想を実現するための施術です。よって、健康保険の制度趣旨から考えても、眉下切開に保険が適用されないことは妥当と考えて良いでしょう。
結論から言うと、眉下切開には保険が適用されません。よって治療費は、全額患者さんの自己負担となります。
国が用意している保険制度の趣旨は、あくまでも「治療を必要とする病気やケガ」が前提です。眉下切開は、少なくとも現行制度では「治療を必要とする病気やケガ」ではなく、患者さん本人の美容上の理想を実現するための施術です。よって、健康保険の制度趣旨から考えても、眉下切開に保険が適用されないことは妥当と考えて良いでしょう。
美容医療で行われている治療の大半は保険が適用されませんが、中には一部、保険が適用される治療もあります。保険適用されない美容治療と、保険適用される美容治療について見てみましょう。
その症状が心身の健康を害しているとみなされない場合、保険は適用されません。眉下切開はもちろんですが、二重整形や豊胸手術、医療レーザー脱毛、シワ取りなどです。患者さん本人にとっては「精神的な健康を害している」と主張したくなるかも知れませんが、国の制度はその主張を認めていません。
逆に、その症状が心身の健康を害しているとみなされる場合には、たとえ美容外科で受ける治療であっても、保険が適用されます。
具体的には、ワキガ治療や乳がん手術の乳房再建手術、真性包茎手術、ほくろ切除、口唇裂などです。ただし、これら症状を治療する場合でも、国が指定する治療法を選択しなければ保険は適用されません。たとえばワキガ治療なら、「皮弁法」や「剪除法」以外の方法では保険適用とならないことに注意してください。
症状の程度や術式にもよりますが、眼瞼下垂の治療には保険が適用される場合があります。そのため一部の美容外科の中には、「眼瞼下垂は保険適用です」との趣旨の説明を大きく謳っているところもありますが、実際に美容外科で行われる眼瞼下垂手術に保険が適用される例は、多くはありません。
ある学会で行われた説明ですが、「保険が適用される眼瞼下垂は、目を2mm以下しか開けられない症例」とのことです。極めて重度の眼瞼下垂の患者のみ、保険適用で眼瞼下垂手術を受けられるという説明です。
美容外科に来院する患者さんの大半は、少なくとも2mm以上は目を開けられます。よって、たとえ眼瞼下垂治療であっても美容目的とみなされ、保険は適用されないのが通常です。
仮に保険適用で眼瞼下垂手術を受けられたとしても、その治療の目的は、あくまでも「視界不良の改善」や「視界不良から来る肩こりなどの症状改善」です。見た目をきれいに仕上げることは、治療目的に含まれません。
よって美容外科医の視点から見れば、保険適用の眼瞼下垂手術を受けた患者さんの中には、明らかに整形に失敗したような目になっている方も多く見られます。
美容外科であろうと他の診療科であろうと、また自由診療であろうと保険診療であろうと、自身の体にメスを入れる以上は、クリニック選びに慎重になるべきです。自分が希望する治療の症例実績が多く、かつ技術力で信頼できるクリニックを選ぶことが第一でしょう。
治療費の問題も大切ですが、治療費を節約するがあまり、理想とは異なる仕上がりと一生付き合うことになってしまっては本末転倒です。
先に説明した通り、美容医療は急を要する病気やケガの治療ではありません。よって、すぐに治療費を用意できない場合には、治療費が用意できてから手術を受けても良いと思います。
治療費と併せて技術力も十分に加味してクリニックを選び、後悔のない美容医療を受けるようにしましょう。
※パニック障害など精神疾患や膠原病・腎不全など重度内科疾患の手術はお断りすることがあります。
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