まぶたのお悩み解体新書 » 美容外科でできるまぶたのたるみ治療 » 眉下切開

まぶたのたるみの治療方法 眉下切開とは

眉下切開法(眉下リフト)とは、腫れぼったい目や加齢によって垂れ下がったまぶたを、引き上げる手術のこと。目元の厚みが軽減されるので、術後、すっきりとした印象に仕上がります。

施術を受けている中心的な年代は主に20代~60代と幅広く、上まぶたのたるみや厚みが気になる人には効果的な手術です。下眉毛のラインに沿って切開し、縫合するため術後は傷跡が目立ちやすいですが、縫合の方法に気をつけると、時間とともに目立ちにくくなります。年齢や性別を問わず、目元をスッキリさせたいほとんどの方に適応可能な手術と言えます。

提供:六本木境クリニック

たるみ治療ドクター
六本木境クリニック

先生

監修者情報

たるみ治療に真摯に取り組む六本木境クリニック

美容外科「六本木境クリニック」院長。たるみ治療に真摯に取り組み、カウンセリングからアフターケアまで一貫して担当。また、美容医療業界の技術発展を目指し、学会やシンポジウムでの発表・講演でも活動中です。
【資格・所属学会】
日本形成外科学会専門医/日本アンチエイジング外科学会評議員/美容外科学会(JSAPS)正会員/美容外科学会(JSAS)正会員

眉下切開はこんな方におすすめ

  • 加齢でまぶたがたるんでしまった人
  • 上まぶたが厚めで、腫れぼったく見える人
  • 目の上のたるみが原因で本来の二重ラインが狭くなってしまった人
  • 一重や奥二重を維持したまま目の上のたるみだけ解消したい人
過去に眉下切開や二重切開、埋没法、目の下脱脂など上下まぶたの手術を受けたことがある方の場合、やや手術が難しいことがあります。初めて目元の整形を受ける方よりも、 「やってみないと分からない」という部分があることは否めません。あまりにも不確定要素が強い患者さんに対しては、術後に微修正が必要になる可能性があります。
ドクターイラスト

眉下切開の症例写真

症例01
症例02
症例03
ダウンタイム:1週間~2週間程度。アイメイク以外は当日より可能。アイメイクは手術翌日より可能。 リスク:比較的多いものとして内出血・腫れがある。筋肉・脂肪などを取る場合には痛みやしびれ・違和感などの神経症状が出る場合がある。筋肉・脂肪などをとらない場合には極めてまれ。 費用:400,000円(税込)※保険適用外 ■その他にかかる費用:お薬代約3,000円、初診料3,000円、採血検査代12,000円

眉下切開のメリット

  • 目元をすっきりした印象にできる
  • 目尻が下がった三角目を改善
  • 繊細なまぶたを触らず目元を変えられる
  • 自然な二重ラインが作れる

眉下切開のデメリット

  • 傷跡が気になる場合がある
  • 医師の技術差が出やすい
  • 不自然な引っ張り感が出る可能性

傷跡が残りにくい 眉下切開の選び方

眉毛に切り込み毛根を切断する切開方法

せっかく眉下切開を受けたとしても、眉毛の下に沿って傷跡が残ってしまうのは困りもの。あるいは切開の影響で毛根が死んでしまって、眉毛から下に大きく外れた傷跡になってしまうこともあります。

症例01 症例01

そのようにならないためには、「毛包斜切断法」という切り込み方が効果的。あえて毛包(毛根)を切断するように眉毛の中に大胆な切り込みを入れ、その後、時間をかけて丁寧に縫合していくという手術法を、毛包斜切断法と言います。

この方法を上手に行えば、眉毛に沿った傷跡が目立ったり眉毛の下に大きく外れた傷跡になってしまったりすることは、ほとんどありません。ただし毛包斜切断法は、長年の試行錯誤や豊富な経験が必要な手術法です。
ドクターイラスト

結節縫合で細かく1針1針縫う

縫合の仕方には、大きく分けて連続縫合と結節縫合(単結節縫合)の2種類があります。 まつり縫いのように1本の糸で傷口をぜんぶ閉じて両端だけ結ぶ方法が連続縫合で、1針ずつ丁寧に結んでいく方法が結節縫合です。

それぞれの方法にメリット・デメリットはありますが、少なくとも眉下切開の場合には結節縫合が大原則。なぜならば、眉下切開の傷跡を連続縫合で閉じた場合、傷跡が赤くなったり、赤みが落ち着くまでに時間がかかったりするからです。

最悪の場合、溝状の白くテカった傷跡が汚く残ってしまうこともあります。 忙しい美容外科医の中には時短を理由に眉下切開で連続方法を採用している医師もいるようなので注意してください。カウンセリングの際には、医師からきちんと縫合法も確認しておくべきでしょう。

溶ける糸を使わない

皮膚縫合に溶ける糸を使ってしまうと、目立った傷跡が長く残る可能性が高いです。皮膚縫合ではなく、皮下縫合や真皮縫合などの中縫いに溶ける糸を使うことはできますが、その場合、どうしても溶けない糸よりも抗張力が弱くその持続期間が短いため、太い糸で強く縫うことになります。その結果、目の周辺にくぼみやデコボコが残りやすくなります。

溶ける糸は溶けない糸よりも皮膚に反応が強く、赤みや色素沈着につながったり、最終的にも溶けない糸より傷跡が幅広くて目立つ傾向があります。
ドクターイラスト

境先生の眉下切開のポイント

眉頭から眉尻までしっかり切開

一般的な眉下切開では眉頭を切らずに、眉尻のほうを多く切る方法がとられることがありますが、境先生の眉下切開は眉頭から目元全体のたるみを切除できるように施術を行います。

眉下切開イメージ01
眉下切開イメージ02
眉下切開イメージ03

眉尻を中心にした眉下切開では、まぶたが外側に引っ張られて不自然な線が入ることがあるので要注意。

しかもこの不自然な線は目を閉じたときに現れやすいため、自分では気付きにくいものです。

「自分では気付いていないけど、周りのほとんどの人が不自然だと感じている線」というのは厄介な状態です。 眉下切開を検討する際には、切開範囲に眉頭が入るのかどうかもドクターに聞くようにしましょう。

眉下切開でよくある失敗

上まぶたの内側から
外側に向けた不自然な線

眉下切開でもっともよくある失敗が、上まぶたの内側から外側に向けた不自然な、ひきつれのような線ができることです。

眉頭を切開せずに眉の外側のほうだけを切開すると、この不自然な線が入ることがあります。

傷跡が残り続ける

眉下から離れたところに傷跡が生じ、その傷跡が白くテカった状態で長く残ることがあります。化粧で隠してもテカりが消えないこともしばしば。

ダウンタイムが長い

失敗と考えるかどうかは人それぞれですが、そもそもダウンタイムが長いことは問題だと考えます。 長くとも術後1週間程度で、コンシーラーなどで違和感なく隠せる状態になるのが普通です。1ヶ月も2ヶ月も内出血が残る状態となってしまっていたら、速やかに医療機関に相談をしてください。

リスク

術後の内出血や腫れは比較的多く見られます。また六本木境クリニックでも、眉下切開を受けた人の約2割程度において、内出血や腫れの症状が著しくなることがあるそうです。

ごくまれに、一時的な知覚麻痺や痛み、しびれ、違和感が生じることもあります。

そして、もろもろのリスクについては眼輪筋・ROOF(ルーフ)・眼窩脂肪など深部組織を取れば取るほど可能性が高くなります。

眉下切開のダウンタイム

術前

術前

術後

術後

1日目

1日目

2日目

2日目

3日目

3日目

4日目

4日目

5日目

5日目

6日目

6日目

7日目

7日目

抜糸後

抜糸後
ダウンタイム:1週間~2週間程度。アイメイク以外は当日より可能。アイメイクは手術の翌日より可能。 リスク:比較的多いものとして内出血・腫れがある。筋肉・脂肪などを取る場合には痛みやしびれ・違和感などの神経症状が出る場合がある。筋肉・脂肪などをとらない場合には極めてまれ。 費用:400,000円(税込)※保険適用外 ■その他にかかる費用:お薬代約3,000円、初診料3,000円、採血検査代12,000円
ダウンタイムを減らすために患者さんができることは、手術当日に入浴しないことです。入浴することで血行が促進され、内出血がひどくなる可能性があるためです。
ドクターイラスト

境先生が教える!眉下切開後に控えたほうがいいこと

※術式やドクターによって術後の過ごし方は変わります。施術したドクターの指示に必ず従ってください。

傷口に絆創膏やガーゼなどを貼ること

最近の形成外科医は、術後の傷口に絆創膏やガーゼを貼らないことが多いです。

傷口に創傷被覆材やキズパワーパッドなどを貼ること

傷口がぴったりと合った縫合部分に、創傷被覆材やキズパワーパッドは必要ありません。

術後1週間以内に抜糸をすること

抜糸が早いことによる弊害は多々ありますが、抜糸が遅いことによる弊害はほとんどありません。眉下切開の場合、術後10日~2週間くらいで抜糸するのが良いと考えます。

傷口にマイクロポアなどを貼ること

溶けない糸で真皮縫合や眼輪筋の折り畳み縫いなど中縫いを丁寧に行えば、マイクロポアなどのテープは必要ありません。

術後にリザベン(トラニラスト)を内服すること

リザベン(トラニラスト)は肥厚性瘢痕の薬です。丁寧な手術が行われていれば眉下切開の術後に、肥厚性瘢痕の薬は必要ありません。

傷口にヒルドイド・アットノン・ケロコートなどを塗ること

塗っても問題はありませんし、汚い傷跡に塗れば傷口がきれいになります。でも、きれいな傷跡に塗ってもほとんど効果はないと考えられます。

境先生が教える!眉下切開後に控えたほうがいいこと

※術式やドクターによって術後の過ごし方は変わります。施術したドクターの指示に必ず従ってください。

傷口に絆創膏やガーゼなどを貼ること

最近の形成外科医は、術後の傷口に絆創膏やガーゼを貼ることはありません。

傷口に創傷被覆材やキズパワーパッドなどを貼ること

傷口がぴったりと合った縫合部分に、創傷被覆材やキズパワーパッドは必要ありません。

術後1週間以内に抜糸をすること

抜糸が早いことによる弊害は多々ありますが、抜糸が遅いことによる弊害はほとんどありません。眉下切開の場合、術後10日~2週間くらいで抜糸するのが良いと考えます。

傷口にマイクロポアなどを貼ること

溶けない糸で真皮縫合な中縫いを丁寧に行えば、マイクロポアなどのテープは必要ありません。

術後にリザベン(トラニラスト)を内服すること

リザベン(トラニラスト)は肥厚性瘢痕の薬です。一般的な眉下切開の術後に、肥厚性瘢痕の薬は必要ありません。

傷口にヒルドイド・アットノン・ケロコートなどを塗ること

塗っても問題はありませんが、塗れば傷口がきれいになる等のウワサには全く根拠がありません。

たるみ治療ドクター
六本木境クリニック

先生

六本木境クリニックの境先生の眉下切開

2012年~2020年1月21日までに1422症例

六本木境クリニックの2012年~2020年1月21日までに行った眉下切開の症例数は、 合計1,422件と多く、他院で受けた眉下切開の修正手術も数多く手がけています。

眉下切開」という言葉を使ったドクター

今でこそ多くの美容外科が「眉下切開」という用語を使っていますが、もともとこの言葉は、2010年に境先生が造った造語。今では、正式用語の「眉毛下皮膚切除術」よりも有名な用語になりました。

おもな発表

「眉毛下皮膚切除630例の経験」(2018年4月/日本形成外科学会)、「眉毛下皮膚切除845例の経験から得られたデザイン」(2019年4月/日本美容外科学会)など、学会で眉下切開に特化した発表をしています。

六本木境クリニックの眉下切開の費用一覧

※は診察によって価格を決定しています。

眉下切開でよくある用語集

毛包斜切断法
(もうほうしゃせつだんほう)

眉毛の毛包(毛を取り囲む組織)を斜めに切断し、術後、切断した傷口から眉毛を再発毛させる手術技法のこと。眉毛の中を切開し、切開部分から眉毛が再生することになるので、術後ほどなく傷口は目立たなくなります。

シスト

体の表面近くにできる皮下腫瘍の一種。打撲や外傷などに生じることがあります。自然に消滅することもありますが、通常は治療が必要です。二重埋没法やアイプチなど、目周りへの負担が原因でシストが生じることもあります。

ドッグイヤー

皮膚を切除してから縫い合わせた後、傷の両端に現れる膨らみのことをドッグイヤーと言います。症状がひどい場合には修正手術を行うこともありますが、一般には誰にも気付かれることはないので対処する必要もありません。

真皮縫合

皮膚は、表面から順に「表皮」「真皮」「皮下組織」の三層に分かれますが、これらのうち「真皮」を縫い合わせることを真皮縫合と言います。通常、傷跡を目立ちにくくするために行います。

肥厚性瘢痕
(ひこうせいはんこん)

何らかの理由で傷の治りが遅くなったとき、皮膚が赤くなったり盛り上がったり、痛みや痒みを生じたりする症状のこと。皮膚を作る繊維細胞が過剰に生成されてしまうことが直接的な原因です。

眼輪筋

眼の周囲を覆うように存在している表情筋の一種。主に、眼を閉じる動作において働いている筋肉です。

Roof

眉毛の下のあたり眼輪筋の奥にある脂肪組織のこと。