一度たるんだまぶたは手術で治療が可能です
美容外科では、まぶたのたるみ改善のための治療や手術のメニューが幅広くあります。自分だけでは解決できなかったまぶたの悩みを、美容整形で改善することができます。
しかし、医師のすすめられるままに選んでいたのでは、後々に後悔することにもなりかねません。
だからこそ、どんな治療や手術法を選んでいくのか。ヒントとして活かしていただけると良いなと思います。
筋力を弱め、シワを目立たなくする治療法
どうしても皮膚を傷つける手術に抵抗がある方
気軽に時間をかけずたるみ治療をしたい方
まぶたの手術と同時に表情ジワもなんとかしたい方
50,000円ほど
ボツリヌストキシンという成分を注射する治療です。筋肉の収縮を弱めて、ハリのある肌に導く働きがあります。手術をすることなく、すぐ気軽に効果を実感したい方に向いている治療法。1回あたり、5万円からと比較的安く治療がはじめられます。
・皮膚を切る手術よりも手軽にできる。
・注射するだけなので、10分程度で治療が終わる。
・1回の施術料金が他の治療法よりは安い。
・ダウンタイムが短く、忙しくても治療しやすい。
・根本的にまぶたのたるみをなくす治療ではない。
・一時的な効果で継続するには繰り返し注射しなければならない。
・繰り返すと抗体ができて効き目が薄れてくる。
・ひたいの外側を持ち上げるだけなので不自然なまぶたに見えがち。
・繰り返し行うと、筋肉が弱くなりたるみの原因となる。
医療機器を使って皮膚にエネルギーを与える治療法
顔にメスを入れる手術に抵抗を感じる方
まぶただけでなく、顔全体のたるみが気になっている方
軽度の皮膚のたるみの方
150,000円ほど
肌の奥深くに高周波や超音波をあてて皮膚内の働きを高めてハリを高める治療法です。手術をせずたるみを改善したい軽度の方向きです。費用は、10万円から20万円などクリニックによって違います。
・皮膚を切らずに目もとのすっきり感を実感できることがある。
・少し赤みや腫れが出る程度で、ダウンタイムが少ない。
・1回の照射による治療時間が手術と比べて短くて済む。
・目もとだけでなく、顔全体の引き締めの治療と合わせてできる。
・医師の経験や技術力で引き締まりに差が出にくい。
・軽いたるみには有効だが、症状がある程度の場合は改善しにくい。
・短期間で戻ってしまうため、根本的な治療ではない。
・1回の治療では効果が感じられにくく複数回治療をすすめられ高額となることが多い。
・手術と同じぐらいの高額な料金でも効果は弱い。
まわりにバレずにたるみをなんとかしたいというニーズに合った施術
まぶたの皮膚のたるみが比較的軽い方
まぶたを切る手術に抵抗がある方
まぶたのたるみと一緒に二重にしたい方
100,000円ほど
二重のライン部分に穴をあけ、まぶたのたるんだ皮膚を糸で止めて折り込むという治療法です。皮膚を切らずにたるみを解消したい軽度の方に向いています。費用は、両目で10万円~20万円くらいが相場となっています。
・皮膚を切らないで手軽にまぶたのたるみ治療ができる。
・メスで切る手術よりは安い費用で治療ができる。
・ダウンタイムが短くて済むので、忙しくても施術を受けやすい。
・1回の施術で済むので何度も通う手間が少ない。
・気に入らなかったら修正や元に近い状態に戻すことが比較的容易。
・たるみがひどく、皮膚や脂肪が厚い場合は施術が難しい。
・人によっては半年もすると元に戻ってしまうことがある。
・技術力のない医師が行うと不自然な仕上がりになる。
・たるみや厚みの程度によっては不自然になりやすい。
・美意識の高い人が受けると分厚い皮膚でできた二重が気になる。
・まぶたの違和感や病気を引き起こした失敗ケースも多い。
まぶたの脂肪を除去することでたるみの「素」をなくす
いつも目が腫れぼったくて表情が不機嫌に見えてしまう方
まぶたの脂肪が特に多い方
皮膚のたるみの治療などとあわせて脂肪も除去したい方
300,000円ほど
まぶたにある脂肪を手術で取り除く治療法です。まぶたの奥の眼窩脂肪や皮下脂肪(ROOP)によってまぶたが腫れぼったく見えている方におすすめです。両目で10万円から30万円の費用がかかります。
・厚く腫れぼったい印象が変わり、二重がすっきり見えるようになる。
・ひどくまぶたの脂肪が多くて垂れている人には効果的。
・脂肪の量を減らせる治療法である。
・他の埋没法などの手術と合わせて脂肪を除去できる。
・脂肪除去だけでなく他の治療法も合わせないとたるみは改善しない場合がほとんど。
・デリケートな部位を切開するため合併症のリスクが高い。
・脂肪のとりすぎにより逆にまぶたがくぼんだりする可能性がある。
・難易度が高い手術なので、依頼できる医師が少ない。
・まぶたの皮膚は極薄なのでデコボコする可能性がある。
まぶたのたるんだ皮膚を二重のあたりで切り取って縫い縮める
まぶたの皮膚のたるみが気になる方
西洋人のような薄いまぶたの方
目尻のたるみが目立たない方
300,000円ほど
上まぶたの二重のラインでたるんでいる皮膚を切り取って縫い合わせる手術法です。皮膚によるたるみが気になる方におすすめです。費用は、30万円くらいが相場ですが、クリニックにより違いますし、別途麻酔費用などがかかる場合があります。
・まぶたのたるんだ部分を切除する治療ができる。
・二重のラインにそって切開するので傷あとが目立ちにくい。
・二重ラインにそって切開するので眼瞼下垂の手術もあわせて行うことができる。
・美容クリニックで多く行われてきたたるみ手術だということ。
・皮膚のたるみだけでなく、幅の広い二重ラインを形成することができる。
・皮膚の薄い部分を切り取るため、二重の上側が分厚くなり不自然に見えがち。
・自然な仕上がりは医師のセンスと技術とともにまぶたが薄くなければ難しい。
・目尻のたるみは基本的に取り切れない。
・瞬きの違和感や傷あとなど後々のリスクが考えられる手術である。
・皮膚を切り取ってしまうため、もとに戻すことは難しい。
眉毛のすぐ下の厚い皮膚を切り取る
自然な若々しい目もとを希望される方
まぶたや眼球に負担の少ない手術法を希望する方
まぶたのくぼみを解消したい方
300,000円ほど
上まぶたのたるみを解消するために、眉毛のすぐ下のラインにそってまぶたの皮膚を切除する手術法です。皮膚のたるみが気になる方におすすめの治療です。費用は、一般的に25〜40万円程度が相場となっています。
・厚ぼったいまぶたがスッキリと自然に仕上がる。
・他の手術法では難しかった目尻が下がった三角目も改善する。
・まぶたの繊細な部位を触らずにあまった皮膚を切除できる。
・二重のラインが自然で違和感なくたるみを解消できる。
・眉毛と目の距離が近くなって目力がアップする。
・医師の技術力によっては、くぼみも改善できる。
・眉毛の下を切るため傷あとが気になる場合がある
・医師の技術により傷あとの目立ち方に差がある。
・医師の技術により不自然な引っ張り感や、変な斜めの線が残る場合がある。
・クリニックによって手術費用が高額になる。
ひたいの皮膚を切り取って縮めて縫いとめる
顔面神経麻酔による眉毛の左右差などで眉毛の手術を必要とされる方
眉毛の位置が特に下がっている方
まぶたのたるみは軽度な方
300,000円ほど
眉毛の上のラインにそって、ひたいの皮膚をカットして持ち上げる手術法。まぶたの皮膚は切除できません。眉毛が下がっているなどの症状がある方に向いている治療です。費用は、一般的に25〜40万円程度が相場となっています。
・眉毛の位置が特に下がっている方には効果的。
・顔面神経麻痺などで眉毛の位置が非対称の方に有効。
・まぶたにメスはいれないのでまぶたは傷つかない。
・まぶたのたるんだ皮膚を根本的に除去できない。
・眉毛を持ち上げて皮膚を引っ張るので表情が不自然。
・まぶたの皮膚を無理に持ち上げるためくぼんで見える。
・眉毛の上の傷あとが目立ってしまう。
ひたいと髪の毛の生え際、もしくは、髪の毛が生えている頭皮を切り取る
まぶたやおでこを含めたお顔上半分のリフトアップをしたい方
まぶたや眉毛部分の顔の見える範囲には傷あとをつくりたくない方
おでこや眉毛などの他の部位のたるみも気になっている方
500,000円ほど
髪の生え際や頭皮の冠状部分を切開して皮膚を引っ張りあげる手術です。まぶたや眉毛のラインなど顔を傷つけずに手術したい方に向いています。費用は、治療内容によって異なりますが一般的に50万円程度となっています。
・まぶたのたるみだけでなく、ひたいや眉毛もリフトアップできる。
・まぶたや眉毛の見える範囲で傷あとができない。
・ひたいや眉毛の悩みが解消できる。
・まぶたにメスを入れない手術方法の中では比較的効果がある。
・生え際切開部や冠状切開部から引っ張るため、まぶたのたるみが改善しにくい。
・上方向だけに引っ張るのでまぶたが不自然に見えがち。
・上まぶたのくぼみが目立ってしまうケースが多い。
・剥離範囲が広いため、その分出血が多く合併症のリスクが高い。
・まぶたのたるみが重度の場合には思ったように改善しにくい。
自分の体内にある血漿を使用した治療方法
症状の軽いたるみや皮ふの若見えを目指したい方
目の下の小じわ、たるみなどが気になる方
アレルギーが心配な方
200,000円ほど
自分の体内にある血漿を使用した治療方法です。しわやたるみなど気になる箇所に注入し、自然治癒力や組織再生力を最大限引き出して、皮膚のエイジングケアを目的としたものです。
・皮膚の薄い箇所も対応できる。
・小ジワからニキビ跡まで幅広く対応できる。
・メスを使用しない手術方法の中では比較的効果が見られる
・施術する側の力量によって個人差が生まれる。
・治療中と治療後に痛みを感じることがある
メリット